カテゴリから漏れたさまざまな巣鴨の雑学をご紹介します。
巣鴨では毎月4日、14日、24日が地蔵通りの縁日となっています。地蔵通りの地蔵とは曹洞宗萬頂山高岩寺の「とげぬき地蔵尊」のことで、その名前を知っている人も多いと思います。「とげぬき地蔵」として霊験あらたかな延命地蔵菩薩なのですが、秘仏なので拝観することはできません。そこで、お姿を元に作られた御影に祈願するのです。霊感の由来は、地蔵尊を信仰していた男の病弱な妻が助かるお話が始まりです。夢で見たお告げの通りに「不思議な地蔵菩薩の御影」を川に流して祈願するというもので、その御影は針を誤って飲み込んだ別の女性も助けるのです。こうして針がとげになり、「とげぬき」の言葉は伝えられたものなのです。「とげぬき地蔵御影」はタテ4センチヨコ1.5センチの和紙に尊像を描いたものです。高岩寺の本堂で授与していますが、痛い部分に貼ったり、魚の骨などがのどに刺さった時に飲み込むと治るといわれています。同じ高岩寺の境内には「洗い観音」もあります。こちらは聖観世音菩薩像の自分の悪い所と同じ場所を洗うと治癒してもらえるという信仰です。どちらも大変ありがたい信仰ですね。さて縁日ですが、地蔵通りに沿って昔ながらの露店が軒を連ねる賑やかなもので、これを目当てに観光客が大勢訪れるのです。高岩寺の境内にも「お守り屋」が出店されています。4軒ほどのお守り屋さんがあるのですが、それぞれオリジナルを揃えているのでお気に入りで選んで下さい。どれが霊感あらかたなのかは、それこそ「神のみぞ知る」のでしょう。